木曽町と合併した三岳村の日向に建つ八幡宮。
この付近は霊鳥として知られるブッポウソウの繁殖地になっており、国指定天然記念物になっている。
社地にも大きなヒノキや杉が社叢を作っており、周りの山々と緑の豊かな景色が見られる。
もともとは旧三尾村の産土神として祀られた神社で、祭神として応神天皇を祀っている。
社地の入り口には木製の両部鳥居。
桁行き方向に長い切妻屋根の拝殿で、背後には3つの社殿が建てられている。
本殿は1848年築の一間社流造。
立川流の玉岡忠次が手掛けたもので、脇障子や虹梁などに細やかな彫刻が見られる。
とても静かな場所に経つ素木の神社で、厳かな雰囲気を感じさせる。
所在地 | 木曽郡木曽町三岳日向 |
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ホームページ | ナシ |
祭神 | 応神天皇 |
本殿 | 町指定文化財 嘉永元年(1848) |
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大工 | 玉岡忠次 |
建築様式 | 一間社 流造 銅板葺 |