萩山神社

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萩山神社

萩山神社(下伊那郡高森町下市田古瀬988)

はぎやまじんじゃ

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萩山神社 高森町の西側、街を見下ろすような傾斜地を登るように、参道が伸びる萩山神社。
1183年に領主の松岡氏が諏訪大明神と鶴岡八幡宮を勧請して創建されたという。
江戸時代初期までは、諏訪社と八幡社が並んで建てられていた。
その後、大正2年に下宮から荒神社を合併し、現在の3社殿が並ぶ形になった。

萩山神社 萩山神社

長い参道の先には入母屋造りの拝殿。
その背後には、本殿として諏訪社、左右に八幡社と荒神社が置かれている。

萩山神社 諏訪社は素木造の一間者流造。
向拝の柱は角柱で、母屋を円柱の柱として、大斗肘木で中備を省略しており、向拝は出三斗に本蟇股を入れるが、背の高い絵様付の肘木、木鼻、海老虹梁、妻の大瓶束上の花肘木などは古拙な形式を残している。

左側に置かれた八幡社は、3棟の本殿の中で一番新しい。
一間社流造で、母屋の頭貫木鼻の延びた形や虹梁の袖切部分の絵様、高く反り上がった海老虹梁などに新しい時代傾向が見られるという。
母屋の本蟇股も変った絵様を用いており、朱塗・彩色が一部残っている。

諏訪社右側の荒神社は一間社流造の社殿で、全体に彩色を施している。
母屋の組物は出三斗とし、正面のみ中備に本蟇股を用いる。
妻飾は左右拳鼻付の虹梁大瓶束で、軒は一間の繁垂木としている。
縁は榑縁とし挿肘木で縁框を支え、扉は正面の母屋柱筋より後退して設けている。
向拝の柱も円柱を用いており、拳鼻付の水引虹梁でつなぎ、前後に拳鼻を付け、連三斗を置いている。
中備には本蟇股、母屋とは海老虹梁で繋いぎ、軒は二間の繁垂木としている。

所在地上伊那郡中川村片桐南田島
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祭神健御名方命・応神天皇・素戔鳴命
本殿町指定文化財
承応2年(1653)棟札写・墨書
大工楷本弥五右衛門
建築様式一間社 流造 銅板葺
八幡社本殿享保14年(1729)文書
大工新兵衛
建築様式一間社 流造 銅板葺
荒神社本殿町指定文化財
元禄16年(1703)文書
大工坂巻吉次
建築様式一間社 流造 銅板葺
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