JR飯田線、伊那松島駅の近くに建つ神社。
住宅に囲まれた集落の中にあり、周辺の道路は狭い。
入口には石造の明神鳥居が建ち、正面に大きな入母屋屋根の拝殿が建っている。
拝殿には大きな注連縄が掛けられており、背後には本殿を囲った覆屋が建っている。
覆屋の中に建つ本殿は、1781年に牛窪流2代目の有賀吉左衛門が建立した柿葺の素木の一間社流造。
正面に千鳥破風と軒唐破風を付け、組物は二手先を用い、その間には竜の彫刻を入れ、全体の形も細部も非常に装飾化された18世紀末期の社殿となっている。
箕輪町唯一の牛窪流建築として、文化財に指定されている。