戸隠神社宝光社

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戸隠神社宝光社

とがくしじんじゃほうこうしゃ
戸隠神社宝光社

戸隠神社は戸隠山の直下にあり、駿河富士山や伯耆大山などと並んであげられる有名な修験道の霊場だった。
奥社、中社、宝光社を中心にし、周辺の多くの岩窟や宿坊、堂社を持った霊地として栄えていたそうだ。
宝光社以外の社殿は、江戸時代以降の建築となっている。

戸隠神社宝光社戸隠神社宝光社

宝光社の社殿に辿り着くには、とても長い石段を上る。
入り口には木製の明神鳥居が建ち、その両脇に石碑が納められている。
右手に手水舎があり、狛犬、その先に石段があり、上部に社殿が見える。

戸隠神社宝光社

戸隠神社宝光社 社殿は、間口柱間五間、奥行柱間七間で、正面に軒唐破風付の一軒の向拝を付け、屋根は入母屋造、妻入、銅板葺としている。
全体が素木造で、向拝、欄間、小壁などに多くの彫刻をつけた幕末期らしい様式をもっている。
もっとも特徴的な内部の空間は、表側の拝殿とその奥の内拝殿に分けられ、内拝殿の床が一段高く、境に両折の網戸をつけている。
左右の縁は拝殿の側面だけに付く。
内拝殿の奥には、三個の扉口をもった本殿が設けられ、その前面に高欄のついた縁と階段がある。
内拝殿の左右には御簾で仕切られた斎屋があり、また拝殿内部中央 床が一段高い舞殿がある。
舞殿は太々神楽を奉献するために使われるそうだ。

戸隠神社宝光社戸隠神社宝光社

戸隠神社宝光社 宝光社本殿は奥行の深い妻入形式で、内部空間を二つに分け、最奥部に祭壇を設けた間取は、熊野出速雄神社本殿とよく似ており、古くから修験道の神殿の伝統を受け継いでいるものと考えられている。
また、そのような性格の建築としては最も規模の大きいものといえる。
向拝の下に設けられた微細な彫刻は大きな建造物とは対照的に、細やかで美しいものになっている。

長野市戸隠
戸隠神社宝光社

祭神
天表春命
本殿
文久元年(1861)擬宝珠銘
建築様式
桁行七間 梁間五間 入母屋造 妻入 銅板葺 一間向拝
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