晴明神社
せいめいじんじゃ
京都市堀川通りにある晴明神社は、平安時代に活躍した陰陽師、安倍晴明が祀られている神社として知られている。
安倍晴明は、平安時代に最先端の科学として用いられていた天文道などの技術のスペシャリストで、当時の貴族達から大きな信頼を得ていた。
現在でも伝説的な逸話が残っており、ドラマや映画などでその活躍が再現されている。
晴明神社は、京都市上京区に建ち、この場所はもともと安倍晴明の屋敷跡だったそうだ。
京都御所の近くにあり、駐車場もすぐ脇にあるため、車でも訪れやすく、この日も多くの参拝客が訪れていた。
堀川通りの歩道から、五芒星を取り付けられた鳥居を潜る。
左手に一条戻り橋、式神の石像が置かれ、長野県内の神社を巡るような静かで落ち着いた雰囲気というよりも、観光的で明るい雰囲気がした。
一の鳥居から10mほど、狭い道路を過ぎて二の鳥居が建っている。
先ほどの五芒星が描かれた鳥居ではなく、こちらは社名が書かれたもの。
社地には大勢の参拝客がいた。
手を合わせる拝殿、その奥に見られる本殿と末社。
黒くくすんだ木造の建物に、金色に光る五芒星の金具が煌びやか。
平安時代に活躍をした安倍晴明の面影や祀られている建物を見るというよりも、今も伝わる晴明の存在感とその人気を感じた場所だった。
所在地 | 京都市上京区堀川通一条上ル806 |
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祭神 | 安倍晴明御霊神 |
ホームページ | http://www.seimeijinja.jp/ |