飯沼諏訪神社御柱

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飯沼諏訪神社御柱

いいぬますわじんじゃのおんばしら

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飯沼諏訪神社御柱 急な石段を上る
上郷飯沼の御柱

御柱祭といえば、諏訪大社で行われるものがあまりに有名だが、実は長野県内各地で7年に一度の御柱が行われている。
中でも、飯田市上郷飯沼にある諏訪神社では、鳥居から社殿までの長い石段を引き上げることで知られている。

飯沼諏訪神社御柱 石段の数は309段。
ただ上り下りするだけでも、石段の半ばで休憩がしたくなるような段数。
飯沼諏訪神社の氏子は市内の区有林で伐採された樅の木を曳行して、10時半ごろには二の柱が神社まで到着した。

飯沼諏訪神社御柱 飯沼諏訪神社御柱

飯沼諏訪神社御柱 木遣りとラッパの音が響く中、たくさんの見物客に囲まれた石段を、御柱が引き上げられていく。
たくさんの人が綱を持ち、曳行に加わり、石段の上まで到達した御柱は、重機を使って建てられ、無事に御柱を終了した。

飯沼諏訪神社御柱 飯沼諏訪神社御柱

県内各地で行われる御柱は、諏訪大社で行われるように多くの集まるというものではないが、そこに住む人たちがそれぞれに大切に続けていく伝統的なものという印象が感じられた。
御柱は諏訪大社だけで行われるイベント事のように捉われがちなところがあるが、長野県各地で行われることは、「神の依り代になる柱を建てる」という神事としての意味合いを思わせてくれた。

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