諏訪大社下社春宮

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諏訪大社下社春宮

すわたいしゃしもしゃはるみや

諏訪郡下諏訪町193

諏訪大社下社の社殿は秋宮と春宮に分かれており、約1キロ離れている。
和田峠を背後にして、建てられており、春と秋に秋宮、春宮の神霊を遷座することが通例となっている。
和田峠からの通り道になっている秋宮に比べ、春宮の参拝客は少ないが、それだけに静かに訪れることができる。

諏訪大社下社春宮鳥居

諏訪大社下社春宮神楽殿

鳥居を潜り、正面に見えるのが神楽殿。
春宮の神楽殿は、秋宮のそれにくらべ、規模が小さく、軒下の桁に大きな注連縄を付ける様式は一緒だが、秋宮の1トンあるといわれるものよりもかなり小さなものとなっている。

神楽殿の裏に建てられている幣拝殿は、秋宮の幣拝殿とほとんど同じ形式の建築になっている。
特に色彩などが施されている箇所もなく、全体を素木造としている。
秋宮を手がけた立川流の建築に対して、秋宮は柴宮長左衛門が建築をし、同様の様式の中にも違いが現れている。

諏訪大社下社春宮神楽殿

支輪部分に雲の彫刻を施すのは立川流で多く用いられているが、柴宮長左衛門はこの建物のように支輪に彫刻を使わないものが多い。
また、彫刻自身の表現は、秋宮の立川富棟が落ち着いた静的表現をするのに対し、柴宮長左衛門が秋宮で使用した彫刻には、複数の唐獅子や、獏の生み出す動きのある構成が重視されている。

諏訪大社下社春宮

諏訪大社下社春宮

社地の正面には、江戸時代に参道に設けた屋根つきの太鼓橋が残っている。
文化財にも指定され、江戸時代中期の様式で建築されている。

所在地諏訪郡下諏訪町193
ホームページhttp://suwataisha.or.jp/
祭神八坂刀売命
幣拝殿重要文化財
安永8年(1779)文書
大工柴宮長左衛門
建築様式桁行一間 梁間二間 楼造 切妻造 正面軒唐破風付 銅板葺 左右袖塀附属 一棟
左右片拝殿重要文化財
安永8年(1779)文書
建築様式各桁行五間 梁間一間 一重 片流招屋根付 銅板葺 二棟
下馬橋町指定文化財
元文元年(1736)記録
大工原五左衛門
建築様式桁行五間 梁間一間 切妻造 妻入 銅板葺

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