八幡宮
はちまんぐう
伊那市上牧
伊那市上牧の八幡宮は、集落の中にある小高い山の中に建っている。 住宅の中に建つ鳥居から参道が始まり、杉の社叢に囲まれた石段の中ほどに石造の二の鳥居が建っている。 社地は北側に広場があり、その傍らに拝殿、本殿の覆屋が建っている。
本殿の建築は、立川流の小口直四郎が行っている。 立川流の中でも人物の彫刻を主にしたといわれ、八幡宮の本殿にもその作風が伺えるようだ。