吉備津神社

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吉備津神社

吉備津神社(岡山県岡山市北区吉備津931)

きびつじんじゃ

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吉備津神社 備中と備前の境にある吉備中山の北西の北側斜面に建つ一宮。
もともとは吉備国の総鎮守として祀られ、吉備が三備に分割されたときに備中の一宮となった。
吉備中山の北東の斜面には、備前国一宮の吉備津彦神社が建っている。

吉備津神社 吉備津神社

吉備津神社の北側の入口は、国指定の重要文化財に指定されている随神門。
1543年の建築で入母屋造の、部材は朱色に塗られている。
石段が続く参道の先には、拝殿と一体になった本殿が構えられている。
石段のすぐ上部にあり、建物自体の大きさもあるため、正面からはその全体を見渡すことができない。

吉備津神社 吉備津神社

吉備津神社 南側の入口にも同様に随神門が設けられ、こちらの建築は室町時代前期の1357年。
北随神門と同様の建築様式で、同じように彩色がされている。
鳥居近くにある御釜殿から回廊が続いており、南随神門まで続いている。
この長く続いている回廊は岡山県指定の重要文化財になっており、妻面には彫刻が施されている。

吉備津神社 全体に色彩の無い素木造で、総延長は398mあるという。
屋根は瓦葺で、傾斜に沿った屋根の曲線と連続して続く柱がとても綺麗な建物となっている。

吉備津神社 足利義満が造営したといわれる大型の本殿は、桁行きが14.6m、梁間が17.7mあり、棟の高さは12mもあるという。
現在では京都の八坂神社の次に大きな社殿で、出雲大社と比較して2倍以上の広さがある。
この入母屋を二つ連続させた屋根形式は、上から見るとカタカナの「エ」のようになっている。
「比翼入母屋造」というこの建築様式は、吉備津神社以外では見られない形式であることから「吉備津造」と呼ばれている。

吉備津神社 拝殿は本殿の正面から突き出している建て物で、本殿と一体になっているようにも見える。
本殿と同時期に建てられた建物で、妻入りの切妻造。
桧皮葺で、前面と両側面に裳階を付けており、こちらも本殿と同じように他では見られない独特の建築物となっている。

吉備津神社

所在地岡山県岡山市北区吉備津931
ホームページhttp://kibitujinja.com/index.html
祭神大吉備津彦命
本殿国宝
応永32年(1425)
建築様式吉備津造 檜皮葺
北随神門国指定重要文化財
天文12年(1543)
南随神門国指定重要文化財
延文2年(1357)
御釜殿県指定重要文化財
慶長17年(1612)
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