大神神社
おおみわじんじゃ
愛知県一宮市花池2-15-28
一宮市に鎮座する大神神社は、奈良県から移り住んだ人々が創始したと伝えられている。 近くには、同じく尾張国一宮とされている真清田神社が建っており、社伝では相殿として一宮となったという。
一宮市は、熱田庄といわれる熱田神宮の荘園であり、熱田神宮が尾張国三宮でありながら別格として扱われることなどから、大神神社が一宮として扱われるのは熱田神宮と関連があると考えられている。 戦国時代に焼失し、神宮寺である薬師寺の境内に祀られていたが、明治3年に現在地に建てられたそうだ。
さほど広くはない社地に、拝殿と本殿が建ち、近所の人々が散歩に歩く。 社殿は古いものではなく、建築的な特徴も特に見られないが、尾張国一宮として神社を訪れるのも良い。