大神山神社奥宮
おおがみやまじんじゃおくみや
鳥取県西伯郡大山町大山
伯耆国二宮の大神山神社は、米子市の本社と、大山町の奥宮とが建っている。
開けた住宅地の中に建つ本社に対し、奥宮は大山の山麓に建ち、本殿、弊殿と拝殿は国指定の重要文化財になっている。
奥宮へ続く参道は、日本一の長さを誇る自然石の敷石となっており、参道入り口の大山寺から約700m続く。
本殿は、拝殿と弊殿を一体化した日本最大級の権現造。
もともとの社殿は1796年に焼失し、1805年に再建された。
もともとは僧の修行のために大山に上り、その道場としての遥拝所として設けられたのが始まりと言われている。
神社の横に建つ境内社の下山神社は、1805年建築の国指定重要文化財。
拝殿は入母屋妻入りの大屋根に、柱間1間の両翼、本殿を囲う覆屋が背後に建つ。
柱の下に置かれた礎石の形がユニークで、束石の上に丸みを帯びた石が置かれ、その上に柱が建っている。
所在地 | 鳥取県西伯郡大山町大山 |
---|---|
ホームページ | http://www2.sanmedia.or.jp/oogamiyama/ |
祭神 | 大己貴命 |
本殿 | 国指定重要文化財 文化2年(1805) |
---|---|
建築様式 | 権現造 桧皮葺 |
下山神社 | 国指定重要文化財 文化2年(1805) |
---|---|
建築様式 | 権現造 桧皮葺 |
神門 | 県指定保護文化財 安政4年(1857) |
---|---|
建築様式 | 四脚門 桧皮葺 |