長田神社の建つ長野市若穂川田地区は、伊勢神宮の御厨の地域となっていたという。
そのため、社殿も伊勢神宮の祭神を祭り、建築様式も神明造を用いている。
覆屋自体も棟持柱、千木などが設けられている。
屋根は草葺から鉄板葺に改造されているが、「むちかけ」や堅魚木が残されている。
間取は、間口三間、奥行二間で、正面中央に扉口を設けるほかは、周囲を立板張の板壁となっている。
縁が正面と両側面にあり、また妻側の縁の外に、棟持柱と桁の支柱が建つ点は、他の神明造と異なっており、この棟持柱と支柱は後補材と考えられている。
- 所在地
- 長野市若穂川田1047-2
- ホームページ
- なし
- 祭神
- 天照皇大神・豊受姫神
- 本殿
- 宝永7年(1710)社伝
- 建築様式
- 桁行3間梁間2間 神明造 鉄板葺
この記事をご覧いただいた方のコメント
お名前:匿名さん
この神社の欅並木の紅葉と参道に感動しました。
お名前:matchyさん
中学生ぐらいまで、この神社の参道に住んでました。神社の規模はたいしたことないけれども、それに比べて参道が妙に長い、妙な神社です。
そして林道である参道沿いには昔僕が住んでいたように民家があり、ベニヤ板工場が参道をまたいであったりしました。今はそのベニヤ工場だったところは、半導体工場になっているようですが(汗
思い返してみると、やっぱり妙なところではありますw
お名前:匿名さん
宮司さんの話によりますと寛治3年に長田御厨は在ったようで921年になるようです。巨大なケヤキの樹と杉の樹があり、霊験のある神社のようで新しいパワースポットのような気がしました。