須々岐水神社

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須々岐水神社

すすきみずじんじゃ

千曲市屋代59

  • 須々岐水神社

立川流の本殿を残す

須々岐水神社は、千曲市にある信濃鉄道屋代駅からほど近い場所に鎮座している。
産土神を奉り、千曲市屋代の鎮守だそうだ。
大きな道路に面し、わりあい綺麗で大きな鳥居を設けているので、一見してさほど古い建築を持っているような雰囲気はないが、立川流の本殿を残し、見事な彫刻が見られる。
1645年に、現在の場所に鎮座し、1781年に現在の社名に改称されたという。

正面から見える拝殿の裏側に比較的大きな本殿が建つ。
建築は立川富昌といわれている。
武水別神社の建築のために滞在していた際に、棟梁として再建に携わったそうだ。

立川流の建築

立川流は、諏訪大社や武水別神社などの装飾で知られているように、非常に細やかで美しい彫刻が特徴だという。
須々岐水神社本殿の場合、中央の欄間の彫刻に親子獅子、木鼻に獅子が見える。

須々岐水神社

須々岐水神社

所在地千曲市屋代1851
ホームページなし
祭神大国主命・生魂命・事代主命(他7柱)
本殿嘉永4年(1851)
大工立川和四郎富昌
建築様式流造 鉄板葺
養蚕社嘉永4年(1851)
祭神大気津比売神
大工立川和四郎富昌
建築様式一間社 流造 鉄板葺
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