小野神社

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小野神社

小野神社(塩尻市北小野175)

おのじんじゃ

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小野神社は塩尻市の宿場町、小野宿に鎮座している。
社地は塩尻市と隣の辰野町との境に位置し、社地そのものは辰野町の矢彦神社と接している。
ほとんど同じ敷地内にあると思えるほどに接している。

社地に入ると、梵鐘を納める櫓、神楽殿が建ち、もっとも奥に拝殿が控えている。
梵鐘は、1564年に武田勝頼が戦勝祈願のために鐘を鋳造し寄進、これを納めるために設けられた。
江戸時代以前としては、非常に良い出来映えのものといわれており、神社の宝物殿記などに記されているそうだ。

社地の正面に控える拝殿は、中央に御幣を納める部分、両側に回廊を備えている。
細かな装飾や彫刻などは見られないが、重ねられた屋根や回廊、銅板が葺かれた屋根など、非常に迫力のある社殿となっている。
拝殿の背後の本殿は塀に囲まれているため、近くで見ることができない。

本殿の前には県宝に指定されている勅使殿が建っている。
1672年に家事に火災で焼失しているが、その年のうちに再建され、17世紀の様式を残す建物として保存がされている。
建物を囲むように門の前後に柱が建っている四脚門で、もともと杮葺だった屋根に銅板が葺かれている。

本殿は、小野神社そのものの本殿、副殿、摂社として八幡社の3棟が建っている。
3棟とも一間社の流造、銅板葺となっており、県宝に指定されている。
副殿と同じように1672年に一度消失し、再建されている。
全体的に直材に近い海老虹梁が設けられており、通常、反りのある部材を使用するが、1670年ごろの建築様式として、長野県内の神社にはこの形式が見られる。

小野神社

所在地塩尻市北小野175
ホームページなし
祭神建御名方命
本殿県宝
寛文12年(1672)総代方記録
大工中村四郎右衛門・太左衛門
建築様式 一間社 流造 銅板葺
副殿県宝
寛文12年(1672)総代方記録
建築様式一間社 流造 銅板葺
摂社八幡社本殿県宝
寛文12年(1672)総代方記録
建築様式 一間社 流造 見世棚造 銅板葺
勅使殿県宝
17世紀後期
建築様式四脚門 銅板葺 切妻造
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