鳥羽市に鎮座する志摩国一宮。
市内の安楽島町の半島、加布良古崎の中心に建っているため、加布良古大明神、かぶらこさんなどと呼ばれているという。
創建から1500年以上経っていると言われているが、その詳細は分からないという。
集落から神社までの参道は、竹と畑に囲まれた細い道が続く。
鳥居は海岸に海に向かって立つ神明鳥居。
そこから加布良古崎の中心に向かって参道が山の中へ向っている。
二の鳥居は参道を登りきった先に設けられている。
徒歩で40分ほど、参道を歩き切った先に建つ社殿は、切妻の拝殿と、その背後に本殿。
内削ぎの千木と、4本の鰹木、2本の棟持ち柱を神明造。
規模は小さいが、神宮系神社の特徴を持った社殿となっている。
所在地 | 三重県鳥羽市安楽島町字加布良古1210 |
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ホームページ | ナシ |
祭神 | 多紀理比売命・伊佐波登美命・玉柱屋姫命・狭依姫命 |
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建築様式 | 神明造 |