水上布奈山神社

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水上布奈山神社

みずかみふなやまじんじゃ
水上布奈山神社

水上布奈山神社 水上布奈山神社

水上布奈山神社

飯盛女の献燈篭

旧戸倉町に建つ水上布奈山神社は、大型の本殿と大隈流の見事な彫刻が目を惹く。
国の有形重要文化財にも指定されており、戸倉上山田温泉から国道18号線へと通じる、道路の千曲川を隔てた国道側に建つ。
道を挟んだ向かい側に学校と、となりに公民館のような施設が建てられており、地域としてもこの神社に密着した生活をしていたことが伺える。

由緒としては、北国街道の下戸倉宿が慶長八年(1603)に設置された時、鎮守として諏訪大社 から祭神を勧請して創立されたと伝えられているそうだ。

水上布奈山神社

献燈篭の背後に建つ稲荷神社

鳥居を潜り、拝殿、大きな覆屋を正面にして右側には「飯盛女の献燈篭」といわれる石の燈篭が建っている。

千曲市の有形指定文化財にも指定されているこの燈篭は、天宝10年(1837年)に戸倉宿に働く飯盛女の52名が旅籠屋主人らとともに稲荷神社前に献じたものであると言われている。

現在の社殿は寛政元年に造替されたものだといわれる。

水上布奈山神社 一間社流造で、向拝正面に軒唐破風を付け、屋根は柿葺である。
覆屋の中にあるが、柿葺の屋根は以前風雨にさらされた時期があり、破損しているが、後の工事で復元されている。

軸部材も彫刻も欅を主とした素木で作られ、塗装・彩色はない。
向拝は連三斗、母屋は出組の組物を使用するなど、江戸後期の一般的な手法に従っているが、この建築の最大の特徴は、各部に取り付けられた建築彫刻の量の豊富さと表現の力強さにある。

水上布奈山神社 中でも、脇障子上(上り竜・下り竜)、脇障子(竹林七賢人)、扉脇(仙人)、繁垂木(上り竜・下り竜)、支輪(波に亀・飛竜)は、柴宮長左衛門の彫刻の力強さをよく示し、また、縁下の蘇鉄に兎も、軽妙な表現で注目される。

この本殿は、柴宮長左衛門の作である 北熊井諏訪神社(塩尻市) と様式、彫刻の手法、主題がよく似ている。

水上布奈山神社
水上布奈山神社

上り竜

下り竜

千曲市戸倉町大字戸倉1990
水上布奈山神社

祭神
建御名方神
本殿
国指定重要文化財
寛政元年(1789)木札
大工
柴宮長左衛門矩重
一間社 流造 柿葺 一棟
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