小諸市に多く建っている諏訪神社。
その中で柏木地区の諏訪神社は、江戸時代後期の建築となっている。
地区全体が浅間山から佐久平への斜面になっており、周りには田畑が広がり、神社の下は柏木の集落がある。
小諸市街から軽井沢方面へと西へ進む道路から見える場所に鳥居が建ち、さらにその先に二の鳥居。
社地の正面には拝殿と、向かって左手に上屋に囲われた摂社や末社が建ち並ぶ。
どれも素木の流造で、長野県内に多く見られる一間社流造の本殿が、この諏訪神社でも用いられていることを思わせる。
本殿は、拝殿に繋がっている瑞垣に囲まれ、さらに覆屋が掛けられている。
瑞垣には鉄条網が張られているため、伸び上がって様子を伺うことできないが、社殿全体の規模から本殿の規模も大きくない。
江戸時代の後期に建築されたとされる一間社で流造の建築形式となっている。
所在地 | 小諸市大字柏木字宮の前748 |
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ホームページ | ナシ |
本殿 | 江戸時代後期 |
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建築様式 | 一間社 流造 |