神明宮
しんめいぐう
麻績村の神明宮は伊勢神宮内宮の御厨鎮護の神社で、仁科・矢原・会田の各神明宮とともに平安時代から存在したといわれている。
麻績村の中心地と、上田市へ続く街道に大きな石造の神明鳥居を構え、社叢へ向かって参道が延びている。

社地に入ると、左手に舞台が建っている。
さらに進むとには、神楽殿が建っている。
ともに国の重要文化財に指定された文化財である。
舞台は戦後しばらくは芝居などで使われていたといわれる。

拝殿は石段を上った少し高いところに建っている。
桁行3間梁間3間の切妻造で、正面に設けられている格子扉がとても印象的なものとなっている。
屋根には反りがつき、全体的に彫刻や色彩などの装飾がなされていない、とても簡素な造りとなっている。


桁行三間、梁間二間、銅板葺の社殿で、屋根には堅男木、千木、鞍掛をつけ、棟持柱を独立させた神明造となっている。
背面以外の3面に縁を回し、脇障子が設けられている。
仁科神明宮と比較すると、梁行き寸法はほぼ同じだが、桁行方向は四尺五寸ほど大きいそうだ。

仮殿は、本殿を遷座する際に、一時的に祭神を祀るために建築される。
麻績神明宮の仮殿は、本殿の西側にあり、形式はほとんど本殿と同じで、木鼻・絵様・組物はな
く、素木造の簡素なものである。
このように仮殿が独立しているのは県内では例がないといわれている。

東筑摩郡麻績村宮本
神明宮
- 祭神
- 天照皇大神
- 本殿
- 国指定重要文化財
貞享元年(1684)棟札写 - 大工
- 吉村勘之丞
- 建築様式
- 桁行三間 梁間二間 神明造 銅板葺 一棟
- 仮殿
- 国指定重要文化財
宝暦十年(1760)棟札写 - 建築様式
- 桁行三間 梁間二間 神明造 銅板葺 一棟
- 拝殿
- 国指定重要文化財
宝暦十年(1840)
- 神楽殿
- 国指定重要文化財
宝暦十年(1698)
- 舞台
- 国指定重要文化財
宝暦十年(1783)



