草尾神明社

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草尾神明社

くさおしんめいしゃ

生坂村北陸郷草尾西

  • 草尾神明社

草尾神明社 国道19号線の対岸の集落の中に建つ神明社。
川を挟んで向かい岸に建つ日置神社や、麻績村宮本の神明宮等、この付近には神明社や神明宮が多く建つ。
入口には神明具の扁額が掛けられた石造りの神明鳥居が建てられている。
正面には神楽殿。
神楽殿には壁が無く、柱と屋根だけの入母屋造。
その奥に拝殿が置かれている。

草尾神明社 拝殿の横には、7つの社殿が覆屋の中に置かれている。
切妻の小規模な木造社殿の横には、石造のものが1社。
反対側には間口1mほどの流造の境内社が置かれている。

草尾神明社 草尾神明社

拝殿の背後には2つの本殿が瑞垣に囲まれている。
棟持柱を持つ神明社と、流造の三島社。
神明社は特に彫刻などの装飾もない簡素な造り。
三島社は正面の梁や妻飾りなどに、紅葉に鹿、木鼻に獅子などが施されている。

草尾神明社 拝殿と向かい合うように置かれた舞宮は、もともとは陸郷草尾学校の跡だったという。
明治7年に学校としてこの地に置かれてからは、明治42年までの35年間、校舎の新築まで教育の場として使われていた。

所在地生坂村北陸郷草尾西
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祭神天照皇大神・大山祇尊
本殿村指定文化財
文久3年(1774)棟札
建築様式一間社 神明造 銅板葺
三島社村指定文化財
江戸時代後期
建築様式一間社 流造 銅板葺
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