総社神社

神社建築サイトおみやさんcom

総社神社

そうじゃじんじゃ

群馬県前橋市元総社町2377

  • 総社神社

総社神社 上野国の総鎮守として、前橋市に祀られている総社神社。
第10代天皇の崇神天皇の時代に、その皇子だった豊城入彦命が経津主命とその親神を祀ったのがはじまりという。
西暦500年頃には小熊王が社殿を改築し、蒼海明神と呼ぶようになったという。
総社として上野国の各社を合祀したのは平安時代になってからで、合祀した549柱が書かれた神名帳が御神体とされている。

総社神社 総社神社

総社神社 入口に建てられた神明鳥居を進むと、参道の正面には一回り小さな鳥居と拝殿が見える。
平入りの入母屋造で、正面には千鳥破風。
唐破風のある庇が取り付けられている。
組み物や梁に鮮やかな装飾がされており、欄間の彫刻も見事なものが取り付けられている。

総社神社 拝殿の横には、朱色の鮮やかな神楽殿が建てられている。
この神楽殿では前橋市の文化財になっている太々神楽が3月15日に奉納される。
鉄板の葺かれた入母屋屋根の下には「太々御神楽」と書かれた額が掲げられている。
正面と側面に縁があり、側面の脇障子までが舞台となっている。

総社神社 総社神社

拝殿の背後に建てられている本殿は、三間社の流造。
とても鮮やかな彩色がされており、損傷が見られるが全面の壁に絵が描かれ、側面と背面とも黄を基調とし、背面は松が描かれている。
縁は前面と側面に勾欄付きで廻されており、脇障子には彩色がされた彫刻、柱や梁などの軸部にも極彩色が施されている。
慶長時代の建築で、蟇股や大瓶束、海老虹梁などに桃山時代の建築様式が見られるという。

総社神社 総社神社

総社神社 総社神社

所在地群馬県前橋市元総社町2377
ホームページhttp://www.net-you.com/souja/
祭神盤筒男命・盤筒女命・經津主命・宇迦御魂命・須佐之男命
本殿県指定重要文化財
桃山時代
建築様式桁行3間 梁間2間 流造 銅板葺
拝殿市指定重要文化財
天保14年(1843)
建築様式入母屋造 銅板葺
  • 総社神社
ページトップへ
長野県の神社建築専門サイトおみやさんcom
copyright (c) 2006-23 omiyasan.com all right reserved