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吉備津彦神社
吉備津彦神社
きびつひこじんじゃ
朝日の宮という別名でも呼ばれる備前国一宮。
備前と備中の境にある吉備中山の北東に建つ神社で、北西側には備中国一宮の吉備津神社が建てられている。
もともと岡山市内に建っている安仁神社が備前国一宮として祀られていたが、939年の天慶の乱で敵味方に分かれたため、官軍側についた吉備津彦神社が一宮となり、敵側についていた安仁神社はその地位を失ったとされている。
鳥居は石造の明神鳥居。
両脇に池が広がる参道の先には、瓦葺き神門。
その先の石段の上に社殿が建っている。
本殿から渡殿、釣殿、祭文殿、拝殿、大社殿と続き、回廊が付けられた社殿は1697年に完成したものと言われているが、昭和に入ってから焼失してしまい、現在では本殿と随身門のみが当時のものとなっている。
県指定の重要文化財になっている本殿は、桁行3間梁間2間で大型の流造。
屋根は桧皮葺きで、千木は付けられているが鰹魚木は左右に2本のみ。
本殿付近は立ち入り禁止になっているため、細部での目立った彫刻も特に見られないが、桁行3間梁間2間の流造はあまり見られない珍しい間取り。
社殿の両側には天神社や稲荷社などの境内社がいくつも並ぶ。
社地の北側に建つ朱色に白い壁面の子安神社は、市指定の重要文化財になっており、吉備津彦神社本殿より古い建築とされている。
もともと藩主の池田光政が健康に優れなかったところから、その祈願のために1692年に建てられたという。
一間社流造で蟇股や高欄柱に付けられた擬宝珠などに桃山時代の様式を残しているという。
吉備津彦神社
- 所在地
- 岡山市北区一宮1043
- ホームページ
- http://www.kibitsuhiko.or.jp/
- 祭神
- 大吉備津彦命
- 本殿
- 県指定重要文化財
元禄10年(1697) - 建築様式
- 桁行3間梁間2間 流造 檜皮葺
- 祭神
- 伊邪那岐命・伊邪那美命・木花佐久夜姫命・玉依姫命
- 子安神社
本殿 - 市指定重要文化財
寛文12年(1692) - 建築様式
- 一間社 流造 銅板葺
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