美作国二宮、高野神社は岡山県津山市に建つ。
社叢に囲まれた小高い丘に建つ神社で、参道は社殿から300mほど離れた場所に鳥居、社地へ続く石段の下には、建久2年の建築と伝えられている随身門が建っている。
広く開いた社地は、入母屋造の拝殿、その背後に本殿、その左手に境内社が建っている。
本殿は中山造。
入母屋造の妻入り正面に向唐破風の向拝が付けられた美作国特有の建築様式で、一宮中山神社や、美作総社の本殿でも同様の形式が見られる。
境内社には御先神社社殿や龍神社など。
流造と入母屋造の社殿が見られ、高野神社に限らず、津山周辺では入母屋造妻入りの本殿が見られる。
所在地 | 岡山県津山市二宮601 |
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ホームページ | なし |
祭神 | 彦波限建鵜葺草葺不合尊 |
相殿 | 鏡作命・大己貴命 |
本殿 | 県指定重要文化財 寛文3年(1663) |
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建築様式 | 中山造 桁行4間梁間3間 銅板葺 |
随身門 | 市指定重要文化財 建久2年(1191) |
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建築様式 | 切妻造 瓦葺 |