小菅神社の落書き

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小菅神社の落書き

5月16日、信濃毎日新聞にて、下記のような記事が掲載されました。

国の重要文化財に落書き後絶たず 飯山市小菅神社

 国の重要文化財に指定されている飯山市瑞穂の小菅神社奥社本殿で、落書きが後を絶たず、住民らが頭を痛めている。正面の戸や柱のほぼ全面に、参拝した日付や家内安全などの願い事が所狭しと並ぶ。本殿はふもとから登山道を歩いて1時間ほどかかるため、日常的に監視はできない。氏子らは「建物を壊されるよりはまし」とあきらめ顔だが、参拝者からは「心が痛む」との声も上がっている。

 同神社はかつて、戸隠、飯綱とともに北信三大霊場に数えられた修験者の拠点。入り母屋造り、面積約100平方メートルの奥社本殿は小菅山(約1050メートル)の中腹にあり、1964(昭和39)年に国の重要文化財に指定された。

 氏子らは昭和40年代初めに建物を改修。この時点では落書きはなかったという。その後、本殿正面の複数の戸や柱で目立つようになり、今では足元から人の手が届く高さまでほぼ一面に広がる。氏子総代によると、参拝記帳用に置いた鉛筆を使う人や、鋭利な石か刃物で刻む人もいるとみられる。

 「サッカーが上手になりますように」「悔いのない人生が送れますように1998・5・5のりこ」「おじいちゃんおばあちゃんが長生きしますように」などの願いや「○○ちゃんが好きだー」といった言葉が読み取れる。

 氏子総代や市教委によると、参拝者らから苦情が寄せられることはほとんどないが、今年5月初めに本殿を訪れた人は備え付けの記帳ノートに「飯山の宝なのに、落書きがひどい」と記述。県文化財保護指導委員の長瀬哲さん(63)=飯山市南町=も「文化財への落書きは許されない」と憤慨する。

 市教委によると、落書き禁止を呼び掛ける看板設置も検討課題だ。ただ、「反発を招いて被害がひどくなっても困る」と慎重な意見もある。

 氏子総代会長の望月武さん(66)=同市瑞穂=は「本当は落書きはしてほしくない」としつつ、「昔から信仰心を落書きで表現する人もいたようで、その延長と思えば仕方ないのか」と話している。

2009年5月16日 信濃毎日新聞

おみやさんcomは、地元でもあまり知られていない伝統や歴史、他の地域の方が訪れる際の見所の紹介になればと思っています。
その中で小菅神社を取り上げ、記事として掲載しています。
願いは心から祈り手を合わせるもので、建物や備品に刻んだり書き込むものではないと思います。
小菅神社のように山の奥まで願いを持って参拝される方もいらっしゃるかと思いますが、どうか願いは本殿の前で拍手を打った際に強く思うだけにして頂きたいと思います。

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