安曇野市の田に囲まれた集落の中に建つ伍社宮。
大きな杉の社叢に囲まれた神社で、石造の鳥居に大きく社名の書かれた額が掲げられている。
広々とした社地。
正面に見える平入りの拝殿の前には、石碑が埋められている珍しい様子が見られる。
本殿は、1769年に穂高神社の本殿として建てられたもの。
1829年に、伍社宮へ払い下げになり納められた。
脇障子が正面の柱に建てられた形式で、向拝の左右と、向拝の中だけに縁が設けられている。
頭貫の中央には、諏訪系の神社に見られる梶の葉の文様が施された金具が用いられている。
蟇股の両脇にある欄間には、花狭間を設けている点などは、穂高神社の本殿が持つ特徴と同じ形式をもっているという。
所在地 | 安曇野市三郷明盛4102 |
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ホームページ | なし |
本殿 | 市指定文化財 文政12年(1829) |
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建築様式 | 一間社 流造 銅板葺 |